ITパスポートの試験科目からみる難易度

ITパスポートはどのような勉強をするのか、ここで全体像を見ていきます。
尚、詳しい学習ポイントは、後ほど説明しますので、ここではどういった勉強をするのかイメージを掴む事に専念して下さい。

1、ストラテジ系(35問)
●企業と法務
知的財産権(産業財産権と著作権)、不正アクセス法、労働基準法、労働者派遣法などの法務関係。費用や損益分岐点の考え方、貸借対照表と損益計算書の基本概念といった会計と財務、 コンプアイアンス、コーポレートガバナンスの企業活動を適切に行なうための考え方など企業経営に必要な知識
●経営戦略
SWOT分析、バリューチェーン分析、SFA、CRMなどといった経営分析やマーケティング用語の理解、ECやカードの種類(デビットカード、クレジットカード、ポイントカード)、決済システム(CAT、フォームバンキング)についてなど。
●システム戦略
業務のプロセスを視覚化させるモデリング(DFD、E―R)モデリングについて、 データー整理の方法など

2、マネジメント系(25問)
●開発技術
ソフトウェア開発の基本的な流れの理解、システム開発の技法など
●プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメントの目的、考え方、プロセスなど
●サービスマネジメント
ITサービスマネジメントの目的、サービスサポート、サービスデリバリーの基礎知識、 コンピューターやネットワークの環境整備について、システム監査の意義についてなど

3、テクノロジ系(40問)
●基礎理論
進数の計算ややビット、バイトの基礎知識、SGMl、HTML,XMLのマークアップ言語、 アルゴリズムとプログラミングについてなど
●コンピュータシステム
コンピューターの5大要素(CPU、メインメモリ、ハードディスク、キーボード、ディスプレイ)について、システムの構成について、クライアントサーバシステム、性能評価、システムの信頼性と経済性についてなど、ソフトウェアの種類、文字コード、ファイル管理の基礎知識、バックアップの理解について
●技術要素
ネットワークの構成(LAN、WAN)について、プロトコルの理解や基礎知識、IPアドレス・プロバイダー・電子メールについて、ユーザーの認証・アクセス管理・ウイルス対策・暗号化技術・ディジタル署名のセキュリティーについて、データーベースについてなど

かなり出題範囲が広いので全て紹介しきれませんが、このような勉強をしていくことになります。

それで、ITパスポートの試験の難易度を考えれば、見てもわかるように覚えることがたくさんあります。 しかも実際に勉強してもらえればわかりますが、次々と出てくる専門用語を覚えきれず挫折してしまう人が多いのです。 もちろん、暗記だけではなく理解も必要です。

もう、お解かりの方もいると思いますが、ITパスポートは決して難易度が低くありません。
むしろ、普段インターネット関係に携わる仕事をしていない人だと難易度が高く感じられると思います。 この資格が軽く突破できる人がいるとすれば、専門的な仕事をしている人くらいです。

ですから、決して侮らずしっかりと勉強してほしいと思います。

ITパスポートはやればやるだけ実力がつきますが、やらなければほとんどわからない試験だと言えます。