ITパスポート試験勉強の心構え

ITパスポート試験勉強の心構え

合格のコツは”コツコツ努力”すること!

実際に試験勉強する前に、心得なければいけないポイントがいくつかあります。
細かいテクニックではありませんが、それを怠ると後々挫折する原因にもなります。

まずは、これから説明することに注意しながら、勉強をスタートさせて下さい。

よくありがちなケースで、テキストを完璧に覚えてから過去問に取り掛かろうとする人がいます。

その場合、途中で挫折するか、最後まで勉強できないまま試験に臨まなくていけなくなります。
ですので、少しくらい理解できない項目があっても気にせずどんどん先へ進んでいって下さい。

今はわからなくても後々こういう事だったのかと理解できるようになってきます。

そして、最終的には様々な知識が体系的に繋がっていき、驚くほど問題が解けるようになるはずです。

●工夫次第で勉強時間は作れる

人によってはあまり勉強時間を確保できない方がいます。
ですが、そんなことを言っては、いつになっても試験に合格することができません。

勉強と言うのは何も机に座ってやるだけではなく、通勤・通学の移動時間や昼休み、
待ち合わせの少し空いた時間など工夫すれば作ることができるはずです。

ここが勉強の基本になるので、しっかりと考えて下さい。

●毎日勉強するクセをつける

ITパスポートに不合格になる典型的なパターンが、教材が悪いわけでもなく、勉強法が悪いわけでもありません。学習不足です。
なので、どんな状況でも毎日勉強をするということが重要です。

もちろん、時にはどうしても勉強できない日もあるかもしれません。
それでも、数十分くらいなら可能なはずです。

人間はどこかで楽を覚えてしまえば、それが癖になり、最終的には挫折と言う道を歩むことになります。

●勉強がわからなくなれば、易しい問題を解く

勉強を進めていくと、難しくてわからない分野や問題が出てくることがあります。

通信講座なら、講師に質問できるので解決できますが、独学の場合はそうはいきません。
そんな時は、易しい問題を解いて、自分に自信を付けてください。

そうすることで、復習にもなり、難しい問題が解けてしまうこともあります。

それでも解決しない場合は、その問題は捨ててどんどん先へ進んでください。

●復習は欠かさず行なう

人間は忘れやすい動物なので、復習をこまめにやっていかないと実力が付いていきません。
少なくても一度行なった勉強は3回繰り返すようにして下さい。

特に毎年出題されるような分野や問題は重点的に勉強することが大切です。

試験の出題範囲

試験の出題範囲

「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」

ITパスポート試験の出題範囲は「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」の大きく3つの分野に分かれています。

ITパスポート試験はシステムのある部分を開発するような専門知識ではなく、一般に社会人が備えておくべき基礎知識を測る試験なので、一つの分野だけではなく広い知識を求めています。

「学習範囲が広くて大変」と感じてしまうかもしれませんが、ITパスポートの知識を習得できると、ITへの抵抗感がなくなるのはホントです。

ここは前向きに考え、初学のことにも好奇心旺盛に取り組んでいきましょう。このページで3分野の概略をお話しします。

ストラテジ系

ステラテジ系とは簡単に言ってしまえば、ITを使い企業活動の分析を行なう勉強をしていきます。

広くビジネスの視点から、情報処理技術に関する基礎用語や概念を問う問題が出題されます。
経営戦略や会計、法務、マーケティング戦略など、広くビジネスの視点から、企業活動とITとの関わりを中心としたテーマを扱っているのがこの分野です。

例えば、より良いサービスや商品を作り上げていくための分析や改善をおこなうPDCAと呼ばれるサイクルを繰り返す手法。
オフィスツールを使って、企業や商品のデーターをグラフ化する方法などです。

出題範囲

  • 企業活動
  • 法務
  • 経営戦略マネジメント
  • 技術戦略マネジメント
  • ビジネスインダストリ
  • システム戦略
  • システム企画
  • システム技術開発
  • ソフトウェア開発管理技術

科目別ピックアップ情報

企業と法務

企業:

  • 財務諸表、損益分岐点などの基本的な考え方
  • 身近な業務を分析し、課題を解決する手法や、PDCA の考え方
  • 業務フローなど業務を把握する際のビジュアル表現など

法務:

  • 知的財産権(著作権,産業財産権など)
  • 個人情報保護法
  • 労働基準法
  • 労働者派遣法など

経営戦略

経営戦略マネジメント:

  • 表計算ソフト
  • データベースソフトなどオフィスツールの利用など

ビジネスインダストリ:

  • 電子商取引
  • POS システム
  • IC カード・RFID 応用システムなど

システム戦略

システム戦略:

  • 情報システム戦略の意義と目的
  • 戦略目標、業務改善、問題解決に向けた考え方など

システム企画:

  • 見積書
  • 提案依頼書(RFP)
  • 提案書の流れなど調達の基本的な流れなど

マネジメント系

マネジメント系は、システムやソフトウェア開発、プロジェクトマネジメントのプロセスを学び、コンピューターやネットワークを使っての環境設備を整えるための基礎も学びます。
主に開発プロジェクトの運営や、プロジェクト進行に関わる計画・実施手法などに関する基本的な用語・概念など知識を問う問題が出題されます。

企業で利用されるITシステムが、システム開発会社等によりどのような流れで作られていくのか、またITを活用すると会社の業務はどのよう効率的に管理されるのか、そのようなフローを学ぶのがこの分野のテーマです。

そのためマネジメント系では、システムのテスト方法や開発チームの管理なども学習の対象になります。

出題範囲

  • システム技術開発
  • ソフトウェア開発管理技術
  • プロジェクトマネジメント
  • サービスマネジメント
  • システム監査

科目別ピックアップ情報

開発技術

システム開発技術:

  • 要件定義
  • システム設計
  • プログラミング
  • テスト
  • ソフトウェア保守など、ソフトウェア開発のプロセスの基本的知識
  • ソフトウェア開発における見積りの考え方など

ソフトウェア開発管理技術:

  • 開発手法に関する意義や目的について

プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメント:

  • プロジェクトマネジメントの意義,目的,考え方,プロセス,手法など

サービスマネジメント

サービスマネジメント:

  • IT サービスマネジメントの意義,目的,考え。コンピュータやネットワークなどのシステム環境整備に関する考え方など

システム監査:

  • システム監査の意義、目的、考え方。内部統制
  • IT ガバナンスの意義、目的、考え方など

テクノロジ系

ハードウェアからソフトウェアまで、実際にIT機器を利用する時に重要な知識を扱っているのがテクノロジ系です。ITに関連する基礎的な用語や意味を学んでいきます。
この分野では、コンピュータの構造や動作の仕組み、またネットワーク、セキュリティ、データベース全般についての幅広い知識が問われます。

出題範囲

  • 基礎理論
  • アルゴリズムとプログラミング
  • コンピュータ構成要素
  • システム構成要素
  • ソフトウェア
  • ハードウェア
  • ヒューマンインターフェース
  • マルチメディア
  • データベース
  • ネットワーク・セキュリティ

科目別ピックアップ情報

基礎理論

基礎理論:

  • 2進数の特徴や演算基数に関する基本的な考え方、ビット,バイトなど
  • 情報量の表し方や,ディジタル化の基本的な考え方

アルゴリズムとプログラミング:

  • アルゴリズムとデーター構造の基本的な考え方
  • 流れ図の表現方法
  • HTML,XML などのマークアップ言語の種類とその基本的な使い方
  • プログラミングの役割など

コンピュータシステム

コンピュータの構成要素:

  • コンピュータの基本的な構成と役割
  • プロセッサの性能と基本的な仕組み、メモリの種類と特徴
  • 記録媒体の種類と特徴
  • 入出力インタフェース
  • デバイスドライバの種類と特徴など

システム構成要素:

  • システムの構成、処理形態,利用形態の特徴
  • クライアントサーバシステムの特徴
  • Web システムの特徴
  • システムの性能・信頼性の考え方など

ソフトウェア:

  • OS の必要性,機能,種類,特徴
  • ファイル管理の考え方と基本的な機能の利用法、バックアップの基本的な考え方
  • オープンソースソフトウェア(OSS)の特徴など

ハードウェア:

  • コンピュータの種類と特徴
  • 入出力装置の種類と特徴

技術要素

ヒューマンインターフェイス:

  • GUI、メニューなど、インタフェースの設計の考え方

マルチメディア:

  • JPEG、MPEG、MP3 など
  • 符号化の種類と特徴
  • 情報の圧縮と伸長、メディアの特徴など

データベース:

  • DBMS・データベースモデルの種類排他制御・リカバリ処理の方法など

ネットワーク:

  • LAN やWAN の種類と構成、インターネットやLAN の接続装置の役割
  • 通信プロトコルの必要性、代表的なプロトコルの役割
  • 電子メール、インターネットサービスの特徴

セキュリティ:

  • 情報セキュリティの基本
  • ウイルス対策などの技術的セキュリティ対策の考え方
  • ID・パスワード、コールバック、ディジタル署名、生体認証技術など、認証技術の種類と特徴
  • 公開鍵、秘密鍵など、暗号化技術の仕組など

出題範囲は広いが、問われる知識は浅い

出題範囲が広いのがITパスポートの特徴です。
これはITパスポートの試験に限った事ではなく、他の試験にも言えることですが、難易度の高い試験と言うのは例外なく、出題範囲が広くなるのです。

出題範囲が狭ければ、例え深い内容を問われても、関連する知識を理解できれば、それほど苦になりませし、出題ポイントも読みやすくなります。
ですが、出題範囲が広いと異なる様々な知識を理解せねばならず、しかもITパスポートは、覚えにくい専門用語がだらけです。
ですから、非常に勉強しにくく、暗記もしなくてはいけません。

その結果どうなるのかと言うと、多くの勉強時間が必要になるのです。
これが、ITパスポートの試験が簡単でない理由です。

勉強を続けられるかがポイント

しかし、出題範囲が広いと言っても、問われる内容が浅いですから、しっかりと勉強さえすれば十分に対応できるようになります。

もちろん知識がまったくない方も然りです。
最終的には、独学で勉強するにせよ、通信講座を使うにせよ、しっかりと試験対策をして、勉強さえすればITパスポートは合格できると思います。

大切なのは挫折しないで勉強を続けられるかです。
基本的に不合格になる人というのは、勉強量が足りないことが原因なのです。
勉強を続けられる人がITパスポートに合格して、そうでない人が不合格になる、とてもわかりやすい図式だと思います。

ITパスポートの難易度!

ITパスポートの難易度!

難易度は高くないが、きちんと勉強しないと不合格に

ITパスポートの難易度が高いか、低いかという議論には賛否両論あります。

「IT用語を駆使した問題が出題されるので、勉強に馴染めない」

「問われる内容が浅いのでそれほど難しい試験ではない」

など人によって難易度はまちまちです。

私の意見としては、ITパスポートはそれほど難易度が高いとは思いませんし、決して合格が困難な試験だとも思いません。

しかし、簡単かと言われれば、そうではありません。
ITパスポートの試験は、出題範囲が広く全範囲万遍なく出題され、覚えることがたくさんあります。

また、誕生して間もない資格なので、学習ポイントが掴みづらいということも言えます。

そのような試験に置いては、絶対数の勉強時間が必要になり、簡単だと侮っていては決して合格できません

通常の国家資格同様に、良いテキストや問題集が必要になりますし、効率的に学べる勉強法も必要になります。
つまり、ITパスポートの試験は、きちんと学習する人にはそれほど難易度は高くなく、そうでない人には難易度が高い試験だということです。

継続が合格を左右する

簡単なことのように思えますが、意外ときちんと学習するということが非常に難しいと思います。
資格試験に置いて不合格になる典型的パターンが学習不足です。

つまり、勉強時間が足りないのです。
それには色々理由があることでしょう!

仕事が忙しく勉強が出来なかった方、そもそも勉強時間がほとんどないのに独学で勉強してしまう方、本気で合格する気はないので、あまり勉強しようとしない方など上げればきりがありません。

ですが、このような状況では、例えそれほど難易度が高くなくてもいつまでたっても合格できないと思います。

良い教材や勉強のテクニックを学ぶのも良いですが、まずは勉強し続けられなければ何も意味はないのです。

ここで話したことは非常に重要なので、何度も読み返して下さい。
最後に一言いわせてもらうと、勉強は教材やテクニックよりもまずは量です。

試験科目からみる難易度

ITパスポートはどのような勉強をするのか、全体像を見ていきます。

尚、詳しい学習ポイントは、下記の別記事にて紹介しているので、どういった勉強をするのかイメージを掴む事に専念して下さい。

試験の出題範囲

かなり出題範囲が広いので全て紹介しきれませんが、このような勉強をしていくことになります。

それで、ITパスポートの試験の難易度を考えれば、見てもわかるように覚えることがたくさんあります。
しかも実際に勉強してもらえればわかりますが、次々と出てくる専門用語を覚えきれず挫折してしまう人が多いのです。 もちろん、暗記だけではなく理解も必要です。

もう、お解かりの方もいると思いますが、ITパスポートは決して難易度が低くありません。

むしろ、普段インターネット関係に携わる仕事をしていない人だと難易度が高く感じられると思います。 この資格が軽く突破できる人がいるとすれば、専門的な仕事をしている人くらいです。
ですから、決して侮らずしっかりと勉強してほしいと思います。

ITパスポートはやればやるだけ実力がつきますが、やらなければほとんどわからない試験だと言えます。

独学で勉強する方の教材はこれ!

ITパスポートの試験に独学でチャレンジするみなさんが、いちばん慎重に行わなければいけないのが、基本テキストや問題集などの教材選びです。

独学者の方用に、各出版社でいろんな書籍が出版されています。
しかし独学者の方に必要なのは、テキストも問題集も基本的には一冊ずつです。

独学では指導してくれる講師もいませんので、合格を左右する理由のほとんどが、この教材選びにかかっているといえます。
手間を惜しまずじっくり検討しましょう。

良い教材選びのポイントは、図説でわかりやすく解説されていること、試験範囲をできるだけ網羅してあることなどが大切です。

文字量のこともあり詳しい理由はお伝えできませんが、独学用の教材はなるべく情報量の多いものがベターで、反対にスクールや通信講座ではなるべくすくない情報量で合格へ導く、という傾向があります。

独学をされる方は、IPAが示す試験範囲とテキストの目次を照らし合わせ、よく確認して購入するようにしてください。

用意する教材

  • 基本テキスト
  • 過去問題集

管理人の私見にはなりますが、お薦めの教材は

  • 『ITパスポート試験対策テキスト&問題集』(富士通エフ・オー・エム)
  • 『ITパスポート試験合格教本』(技術評論社)
  • 『ITパスポート学習テキスト』(実教出版)

などです。なかでも一押しは、『ITパスポート試験対策テキスト&問題集』(富士通エフ・オー・エム)です。大手コンピュータメーカーの関連教育会社が制作しているだけあって、内容がとても実戦的です。

この一冊で、試験範囲である共通キャリア・スキルフレームワークのすべての出題カテゴリが網羅されていて、必要な知識についても詳しく解説されています。

なかにはITパスポートの試験を受ける訳ではないのに、この本で仕事上必要な知識を得るために勉強している方もいるようです。
問題集もセットになっているので使い易いです。

『ITパスポート試験合格教本』(技術評論社)もなかなかお薦めです。

親しみやすいイラストと軽妙な語り口で、エピソードをたくさん盛り込んだ授業を受けているかのように楽しく学習できる、ITパスポート試験のテキストです。

「得点のツボ」や「用語出る順ランキング」など、試験直前まで役立つ情報が満載されています。
チェック問題や確認問題もたくさんあって、記憶を強化しながら学習を進められるテキストです。

ITパスポートの試験はまだスタートから歴史が浅いこともあり、問題の傾向も他の国家資格にくらべはっきりしていないのが事実です。

独学で必ず合格したい場合は、多すぎると思うくらいに説明がたくさんあるテキストで勉強してみるのもよいでしょう。
試験には出題されなかったとしても、学んだことは仕事のなかで必ず活かすことができます。

ITパスポートで1発合格を狙う勉強法

ITパスポートで1発合格を狙う勉強法

ITパスポート一発合格へのカリキュラム

ITパスポートの勉強法といっても、そのやり方は様々です。

どの方法が一番良いと言えないのですが、やはり王道の勉強法が最も効果的で、最も確実に合格できる力が身についてくると思います。

尚、ここで1つだけ言っておきたいのが、どんな勉強するにせよ、「簡単に」とか、「らくして」とかと言う方法はありません。

インターネットで見ていると、ほとんど勉強しなくても合格できるようなコピーを見かける事はありますが、そのような方法はないと断言できます。
あるとすれば、通信や通学講座を受講することですが、それにしたって勉強量は必要です。

話が少し飛びましたが、それではITパスポートの1発合格へのカリキュラムを紹介します。

1発合格へのカリキュラム

  • テキストを一通り読む(基礎知識)
  • 項目ごとの用語を覚える(基礎知識)
  • 2で勉強したことに関連する問題を解く(基礎知識)
  • 2~3の勉強を2・3回繰り返す(基礎知識)
  • 過去10年分(初級シスアドも含む)の過去問を一通り解く(過去問)
  • 5でわからなかった問題を復習する(過去問)
  • 苦手分野の復習を行なう(仕上げ)

あなたは、この7つの勉強をするだけで、確実に合格できるだけの力が身についてきます。
一見難しそうに感じますが、勉強する事は至ってシンプルで、要するに基礎知識→過去問演習→仕上げです。

ポイントなるのは、基礎知識の2と3です。
この勉強の目的は、一度覚えた知識を忘れないようにするために、小まめに問題を解いて復習するということです。

良くありがちなケースとして、一通り知識を覚えてから、問題を解く人がいますが、それだと、はじめの頃に勉強した事は忘れてしまい、また一から勉強しなければなりません。

それよりも一度覚えた知識を使い、すぐに問題を解くことで、それが復習にもなり、長期間記憶しておく事ができるようになります。

また、この時の問題と言うのは、問題集ではなく、テキストの付いている問題のことです。

その他については、その通りなので特に説明する必要はありません。
皆さんはこの7つの勉強をすると頭に入れておいて下さい。

ITパスポートの出題傾向

ITパスポートの出題傾向

対策がしやすい試験

ITパスポート試験対策を考える上では、過去問重視派とそうでない派とで、意見が分かれることがあります。

同じ試験について論じているにもかかわらず、なぜそんな事態が生じるのでしょうか?このページでは、ITパスポート試験における出題傾向に注目してみたいと思います。

過去問からの出題は6割程度

この数字を高いとみるか低いとみるかは人それぞれ。

実際にこれまでに実施されたITパスポート試験の出題を分析してみると、過去問からの出題はおよそ6割程度であることが明らかになります。

「半分ちょっとの出題が過去問から」となれば、「それなら過去問対策を重視すべきだ」という結論に至るかもしれません。

ですが、一方で「全体の1/2弱は過去問以外の、初見の問題が出題される」とも言えるわけですから、こちらに着目すれば「新しい問題にこそ対応できるようにしておかなければ!」と、過去問を重視しない受験生も出てくると思います。

特に、ITパスポート試験の前身である初級シスアド試験を知っている方にとっては、ITパスポート試験に移行してから過去問からの出題がぐんと減ったという印象が強く感じられることでしょう。

つまり、“6割”という数字をどう捉えるかによって、人それぞれ、今後の対策が変わってくると言っても過言ではありません。

重要なのは「ポイントをおさえた学習」

ITパスポート試験合格を目指す上では、過去問の中でも繰り返し出題される箇所がどこなのか、加えて今後狙われるべき事項はどれかといった「ポイント学習」が不可欠です。

例えば、自己流でただやみくもに過去問だけを解きまくっていたのでは、出題傾向を正しくおさえることができないかもしれません。

また、初見の問題に身構えるあまり、予想問題集に類にばかり気を取られていても、あまり効率の良い対策であるとは言えません。

重要なのは【傾向と対策を踏まえた学習を積み重ねること】。そのためには、やはり専門の対策講座の受講が、合格への一番の近道であると言えます。

ITパスポート試験のような比較的合格率の高い試験の場合、「過去問だけやれば合格できるだろう」と安易に独学で挑戦する受験生が結構いますが、これは意外と危険です。

受験者のうちおよそ半数は合格できる試験ではありますが、一方で、半分の方は落ちる試験であるとも言えます。油断することなく、万全の対策を以て臨みましょう!

通学講座について

通学講座について

資格や試験の勉強といえば、王道といえるのは「学校」「予備校」でしょう。
実際にITパスポートの資格に興味を持った際に通学を思い浮かべる人は毎年必ずいるのだそうです。

それなら通学講座を使った勉強法をとったらどんなメリットとデメリットがあるのか? 

そこを究明していきましょう。よく読んでください。

メリット

  • あらかじめ整理整頓されたカリキュラムにのっとってITパスポートの講義が行われる(黙っていても勉強を説明してくれるので、まず勉強の糸口をつかみやすい)
  • わかりにくい部分が出てきても、そこで立ち往生してしまう恐れが少ない(質問を講師にぶつけることも難しくない)

デメリット

  • 費用対効果の点で相当に劣っている(例えば、通信講座などの数倍、下手をすると10倍以上かかるケースがある)
  • 通学するだけで相当に時間と体力を要する
  • ドロップアウトしてしまうリスクが常に存在する
  • 講座や学校の体制によっては、勉強の期間がかなり長期化することがある

ITパスポートを教えている学校は、種類から形式までさまざまです。

つまり一概にどうのこうのといいにくい面があるのですが、メリットにデメリットを並べるとこれくらいありますし、実際にこの中のデメリットのどれかがあてはまるところは本当に多いとのことです。

確かに独学と比べたときは、メリットの大きさもかなり目立ちます。
もっとも通信講座と並べた場合はそうでもなくなる
というのが正直なところでしょう。

ITパスポートの合格率

ITパスポートの合格率

ここではITパスポートの合格率を見ながら、実際の難易度を検証していきます。

平成21年春季 平成21年秋季 平成22年春季
応募者数 46,845人 71,856人 63,680人
受験者数 39,131人 61,313人 52,299人
合格者 28,540人 31,080人 22,098人
合格率 72.90% 50.70% 42.3%

現在では試験方式が、紙とペンによる筆記から、コンピューターを使用したCBT方式になり、随時受験できるようになりました。そのため、年間の集計という形になります。

平成24年合計 平成25年合計
応募者数 68,983人 74,391人
受験者数 62,848人 67,326人
合格者 25,796人 32,064人
合格率 41.0% 47.6%

合格率の分析

ITパスポートに独学で勉強するべきかと言う問いに答えるためには、難易度を正確に理解しなければいけません。

実はITパスポートの試験が開始されたころは、合格率は70%ほどもありました。これは初級シスアド試験もそうでしたが、はじめは易しく、徐々に難化していったのです。
ITパスポートの試験もその傾向が見られ、これから難易度が高くなる可能性も十分に考えられます。

毎年2割近く受験していない人がいる

また、ITパスポートの難易度を測る上で、応募者数と受験者数の数字も重要になります。

上記の数字をみてもわかるように毎年2割近くの方が、試験に申し込んでも受験していません。

理由は、仕事や家庭の事情が考えられますが、その多くは、勉強に挫折してしまった方だと予測できます。
ITパスポートの試験はそれほど難易度が高いと思われていません。

それゆえ、試験勉強を軽く考える方が非常に多いのです。
試験日まであと1ヶ月だから少し勉強して見ようかとか、焦って勉強しなくても何とかなるというような感じの人ばかりだと思います。

でも、実際に勉強して見ると想像以上に難しく、これでは到底合格できないと挫折してしまうのです。

現在、世の中には多数の国家資格があり、その中には合格率が1桁台の資格も珍しくありません。
そのような資格からみれば、ITパスポートは難易度が低く、合格しやすい試験です。

しかし、国家資格という名の下の試験で、簡単に合格させるようなことはなく、例え合格率が高くても、試験対策をおろそかにしてはいけないのです。

しっかりと勉強すれば合格できる資格です

世の中には、合格率が1桁台の国家資格が多くあります。
例えば、司法書士、税理士、中小企業診断士、行政書士などです。

そのような資格から見れば、ITパスポートは、合格率が高く、決して難しい試験ではありません。

実際にも半分くらいの方が合格していますし、中にはまったく情報処理関係の知識がない方もいます。 つまり、国家資格の中では合格しやすい試験だと言えます。

しかし、それでも一生懸命勉強しなければ、合格できない試験です。
ITパスポートの試験は合格率が高いといっても、それでも半分の方は不合格になっていますし、直近の試験で言えば、不合格者は約6割です。

さらに上記の合格率を見てもわかるように、年々合格率が下がっています。
どの資格でも創設して間もないころは、合格率が高いですが、徐々に難易度が高くなる傾向にあります。

ITパスポートの試験もこれから合格率が下がっていくことも考えられます。

ここで理解してほしいのは、合格しやすい試験というのは、勉強をしなくても良いというわけではないのです。
それなりの勉強をこなした結果、合格する可能性が高いということです。

合格率が多少高くても、勉強量、学習計画、教材選びなどを怠っていては、 とても合格できません。
ITパスポートは、あくまでも国が定めた一定以上の知識を有していると証明される 国家資格だということは忘れずにいて下さい。

ただ、しっかりと勉強量をこなせば必ず合格できる試験なので、 挑戦しやすい資格であるかことは確かです。<

ITパスポートを独学で勉強するための注意点

ITパスポートを独学で勉強するための注意点

ITパスポートの勉強で一番多いのは、独学です。
その理由として、あまりお金をかけずに勉強したいという方が多いようです。

ただ、独学は通信講座に比べ勉強時間が必要になり、大変になることは言うまでもありません。

通信講座なら1ヶ月で合格できても、独学なら3ヶ月以上の時間を費やしてやっと合格できたという人も少なくないはずです。

これまでもお話してきた通り、ITパスポートは出題範囲が広く、全て覚えるのは至難の技です。
学習ポイントを掴み、出題範囲を絞りながら効率的に勉強していかないと、多くの時間を割かなければいけなくなります。

もちろんこの先、出題ポイントを紹介していきますが、それでも全て伝えることは出来ません。

ですので、独学でITパスポートの勉強をするということは、時間がかかるということを、 理解しておいて下さい。

それでは、何故ITパスポートの勉強を独学でするのが大変なのか、具体的に解説していきます。

独学が大変な理由

まずは、独学だと出題範囲が絞れないということが上げられます。

通常なら、過去問を分析していけば出題範囲を予測することができますが、 ITパスポートの場合、試験の歴史が浅くそれが中々できません。

もちろん、いくら歴史が浅くても初級シスアドや今までの過去問からある程度分析することは できますが、勉強に慣れていない素人ではかなりの重労働です。

次に講義が聴けないのも勉強を難しくしています。
やはり、勉強というのは講義を聴きながら進めることで理解が早まり、しかも映像や音を 使うので、記憶にも残りやすくなります。

また、講義が聴ければ出題範囲だけではなく、学習のポイントも指導してくれるので、 モチベーションを保ちながら勉強できます。
対して、独学だとテキストだけになり、字数やスペースの問題で全て伝えきれませんし、例え伝えられたとしても理解するのには読解力が必要です。

このようなことが独学で勉強した場合のデメリットになります。

効率を目指すなら通信講座で勉強しよう!

ここで勘違いしないでほしいのは、独学で勉強することを否定しているわけではありません。
実際に独学で勉強して、合格している人も多数います。

しかし、ITパスポートを勉強する方の中には、仕事や何らかの事情で時間があまり取れない方もいると思います。

そんな中で、大変な思いをして勉強時間を作る苦労をするなら、多少のお金をかけて、通信講座を勉強したほうがよっぽど効率的だと感じます。
し、時間がかかっても良いという人は独学で合格目指して頑張って下さい。

ITパスポートに短期合格を目指すなら、通信講座!

ITパスポートに短期合格を目指すなら、通信講座!

通信講座がおすすめの理由

ITパスポートの勉強をするに当たり、様々なテクニックがありますが、 短期合格を目指すもっとも効率的な勉強は通信講座を受講することです。

通信講座は、受講者の合格率を高めることを目的としているので、 テキストや問題集といった教材の精度が高いのが特徴です。

テキストは、過去のデータをもとに出題範囲を絞っていますし、問題集は 出題頻度の高い問題に絞っています。

自宅にいながら質の高い授業を受けられる

また、現在ではDVDを使い講義も聴けるようになっているので、 学校に通学しているかのような学習環境を整えることも出来ます。
その上で受講料が格安ですから、非常に効果的な勉強をすることが可能です。

しかし、中には通信講座に対して不安を抱いている方もいるようです。
「挫折しないで、最後まで勉強していけるのか」「本当に通信講座を受講して合格できるのか?」と。

確かに通信講座といっても結局は独習に近い形になりますし、 目の前に講師がいるわけではないので、不安になる気持ちがあるのもわかります。
もしかしたら、以前通信講座を受講して失敗した人もいるかもしれません。

しかし、そうしたことは学校選びさえ間違えなければまったく問題はありません。
通信講座といっても様々で、よい学校もあれば、そうでない学校もあります。

多くの方はしっかりと合格できる通信講座に出会ったことがなかったり、 あるいはよい学校の選び方がわからなかったりするのです。

その結果、CMで有名だからとか、インターネットでの評判が良いからとか、 何の根拠もない選び方はして失敗してしまっています。
通信講座で大切なのは、良い学校を見極めるポイント知ることです。

そうすれば、短期間の勉強でも確実に合格することが可能になるのです。

良い通信講座を見極めるポイントは3つ

そこで、どのような通信講座が良いのか、ポイントを紹介してきます。
通信講座を受講する方は、そのポイントに則って選んで下さい。

講義が聴ける教材がついているか

やはり、通信講座といっても学校と同じですので、講義が聴けなければ意味がありません。

そして、出来る限り音声のCDではなく、講師の顔が見られるDVDの方が良いでしょう!

DVDなら、音声と映像と言う2つの感覚を利用して勉強できるので、難しい専門用語が 記憶に残りやすくなります。

もちろん、CDも外出先で勉強できるメリットがありますから、DVDよりも有効な場合があります。
理想は、2つ用意することです。

テキストは図表を使いフルカラーになっているか?問題集は出題レベルがわかるようになっているか?

通信講座のテキストは最初から最後まで中身を確認することができないので、 内容の善し悪しがわかりません。

ただ、わかりやすいか、そうでないかは判断することができます。
それが図表化されていることと、フルカラーになっていることです。

この2つが通信講座で良いとされるテキストの条件です。

また、問題の出題レベルがわかることで、過去の出題傾向がわかりますし、本番で出題される可能性の高い問題を繰り返し解くことができます。

受講者をフォローしてくれるか?

フォローというのは、質問に答えてくれたり、テストができたり、インターネットの学習システムのEーランニング(講義が聴ける、テストができる、新着情報が確認できる)が付いていたりすることです。

以上の3つがついている通信講座だと、十分合格することが可能になります。

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